今、水銀を使った金の採掘(ASGM)が、発展途上国の貧しい子どもたちに広まっています。彼らは水銀の人体への影響を知らずに働いています。
そこで日本政府が主導し、「水俣の被害を繰り返さない-」という決意を込めて、水銀被害を防ぐために定められたのが水俣条約です。水銀の採掘から貿易、使用、排出、放出、廃棄等に至るライフサイクル全体を規制する国際条約となります。
この条約により、2020年以降、一定含有量以上の水銀を使用する電灯は製造・輸出入禁止となるため、水銀を使用しないLEDへの移行が急速に進んでいくとみられています。
家庭用の小型LEDの普及は進んでいますが、中・大型のハイパワーのLED照明の普及は進んでおりません。従来の技術ではLEDを大型化すると、非常に強い熱が発生し、冷却することが困難でした。冷却するために大型のファンを使っておりましたが、ファンの騒音問題、ファンの耐久性の問題、ファンの重量の問題などから、現状では単一光源のLEDを大型化するのではなく、小型のLEDの弱い光を複数集めて照らす形状が主流です。
独自のジェット放熱効果によって、中・大型LEDの熱問題を解決したのが、JETSTREAMLEDです。
高出力のLEDを点灯してもほとんど熱くならず、LEDの連続点灯・長寿命化を実現しました。
単一光源の大型LEDを、電気を使わないジェット放熱効果によって冷却。
従来の大型LEDでは熱の問題から難しかった様々な課題を解決しました。
24時間365日連続点灯し続けても問題のない長寿命化を実現。熱問題を解決していることから、LEDとしては常識を超えた、並外れた耐久性を持っています。
大型の単一光源LEDを使用できることから、輝度は水銀灯に比べて約60倍の明るさを誇ります。20階のマンションの高さにあたるモニュメントを1機で明るく照らすことも可能です。
背面に冷却のための大型ファンを持つ必要がないため、大幅な軽量化を実現。従来25kgほどなければならなかったライトを3kgまで軽量化することに成功しました。
太陽光には様々な種類の光が含まれており、特に生物の生育等では、太陽の光が最も適しています。本製品では太陽光の光の性質を再現。生き物が不快に感じない美しい光を放ちます。
最大1km先まで照らすことができるサーチライトとして利用できます。従来の技術ではサーチライトには非常に大型の冷却装置が必要でしたが、大幅な小型軽量化を実現しました。